ニッセン真鍮タンク内洗浄
これが、黒く変質して固着した灯油を落としてから錆を落としたタンクです。
分解して分かりましたが、塗装で茶色かったのではなく、10円玉が茶色になるのと同じ現象で、酸化被膜でこげ茶色に見えていたのでした。
タンク内の油落としには右側の「アビリティークリーンEX」を使いました。
スプレーガンを外して、原液を投入することによって固着した塊を溶かすことに成功しました。これは、めっぽう油に強い洗剤です!
3回に分けて洗浄したのち左側にある「ラストリムーバー」で錆を落としました。
表面の緑青は塗るだけで無くなりましたが、タンク内のささくれだった錆は頑固だったのでラストリムーバーの原液を投入して10分ほど放置してから
コップ洗い用のスポンジを強引に突っ込んでゴシゴシ洗いました。
すすいで洗ってを3回繰り返してようやく錆が落ち眞ました。
黒く見えるのはサビの跡です。
赤茶色に見えるのも錆びの跡です。
湯量計用のフロートが見えます。
真鍮製の灯油タンクは劣化してクラックが入るので、次回は予防のためにシール(タンク内のコート)をします。