断熱材について
今回は、断熱材について書きます。
現在売りに出している築9年の自宅は発泡ウレタンのアクアフォームで断熱してもらいました。発泡ウレタンの断熱材ではアイシネンの方が有名ですね。
建築現場で吹き付け施工するものですから、隙間が無くなり気密性が高くできます。
デメリットは、コストが高いのと解体後に木材が使用できず、燃やすと有毒ガスが発生します。
コスパが高いのはやはりグラスウールや
ロックウールです。
値段に対する断熱性能は高いのですが、湿気に弱いので雨漏り等で湿気てしまうと変形したり下がって隙間が出来てしまうし、吹付タイプと比較すると気密性はありません。
最近注目されてきたのは、新聞やダンボールなどの古紙、おがくずやパルプなどの木材が原料となっている「木質繊維系」の断熱材を吹き込む方法です。
発泡ウレタンのアイシネンと変わらず高価ですが、自然の木材が原料でもあり、体に優しく、耐火性・防音性、調湿性、防虫効果にも優れていますので、次の新築ではこの
「 セルロースファイバー」を使用することにしました。
気密性という観点では若干アイシネンに分があるようですが、私は自然素材を選ぶことにしました。
結局のところ、断熱性能に関してはどの断熱材を使用しても厚みで調節可能なので、施工する工務店が得意としている断熱材を選ぶのが良いと思います。