マイナーズランプ(カンブリアンタンタン)
マイナーズランプとは、文字どおり「マイナー(炭鉱夫)」のランプという事で、炭鉱のトンネル内で石炭の掘削作業の照明に使用されたランタンの事です。
上の写真は、レプリカを製造販売しているJDバーフォード社製マイナーズランプとホックリー&ライムライト社製のマイナーズランプです。
1800年代から実際の炭鉱で使用されていたものと、ほぼ同じものを作り続けていたのが
E .THOMAS & WILLIAMS 社だったのですが、数年前に廃業したようで、新品を購入するのは難しくなってきたようです。
レプリカと本物の大きな違いは、炭坑内に充満したガスに引火しないよう「炎が当たる上部分に金網が設置されている」というところです。この「金網が炎の熱を奪うことによってランプから排出される熱の温度をガスの発火点以下にさせ引火を防ぐ」というしくみです。
外観上は全く分からないところですが、本物かレプリカかというところはマニアとしては大きな違いなのです!!
次に、カンブリアンランタンの名前の由来ですが、イギリスのウェールズで開発されたのですが、ウェールズの古名がカンブリアでありカンブリアン地方などと呼ばれていることから、カンブリアンランタンと呼ばれるようになったのです。
ユッカフィリフェラ(ドライガーデン)
科名:キジカクシ科
属名:イトラン(ユッカ)属
学名:Yucca filifera
原産:チワワ砂漠(メキシコ)
葉の縁にフィラメントがある濃緑の葉とタンクの役割がある太い幹が特徴ですが、
幼株から幹立ちの株まで育てるまでには10年単位の時間が必要になりますので、幹立ちの株を購入するには、それなりの諭吉が必要です。。。。
ユッカロストラータとどちらにするか迷ったのですが、希少性ではフィリフェラが上だし、フィラメントが南国らしさをより醸し出してくれるのでこちらを選択しました。
上の写真が、今回うちのドライガーデンのシンボルツリーとなった子です。
耐寒性は、ー10℃と強靭なので末永く育ってほしいものです。
まずは、今年の梅雨を乗り切ってね♪
アロエストリツアラ(ドライガーデン)
アロエは、南アフリカ、マダガスカルなどに約400種が分布するツルボラン科の多肉植物です。
個性的なルックスの種も多いことから、多肉植物愛好家にも人気があります。
近年の観葉植物ブームを受けて、幹立ち姿がカッコいい樹木性種や、レアな原種を屋内で育てている方も多いと思います。
でも、ドライガーデンに地植えするので、ー5℃に耐える耐寒性が無いといけません。
そこで今回は、耐寒性アロエのストリツアラを選択しました。
耐寒性は-7℃程度。耐寒性・耐暑性ともに強く、寒冷地を除き、安心して屋外植栽でき、分岐してロゼットが群生するとワイルドで見事になるはずです。
実際に購入したのはこの子です。
即戦力となる大きさです(^^♪
ニオイシュロラン(ドライガーデン)
「ニオイシュロラン」とは、ランの仲間なのか?それともシュロの木なのか?
でも、さらに混乱するのが「ドラセナ」という流通名です。
リュウゼツラン科に属している点では同じですが、ニオイシュロランが属しているのはコルディリネ属。
ドラセナはドラセナ属に分類されます。
そしてニオイシュロラン(別名コルディリネ・オーストラリス)は、ニュージーランドを原産とする常緑小高木。
対するドラセナは熱帯アジアや熱帯アフリカ等に50種類が分布する常緑樹です。
春から夏にかけて先端から伸ばした茎の先に白い小さな花序が集まって咲くのですが、とても強い香りがするそうです。
もし大きくなりすぎた場合は、ヤシ等と違って成長点を切り除いても他の場所から新芽が出てきます。それを伸ばしてあげれば、また樹形が形作られるので、樹高が高くなっても安心です。
今回購入したのは、思ったよりもかなり小さかったこの2本なので当分選定の心配はなさそうです。
ネット情報では、耐寒性は-5℃ということでした。
葉っぱに雪が積もると痛むと書いてあったので、雪の無い-5℃なら十分耐えられるかな?
頑張ってね(^^♪