薪ストーブ
今からリフォームする家に薪ストーブの設置を検討しているので調べました。
燃焼方式の違い
非触媒方式「クリーンバーン燃焼」
二次燃焼用の空気を供給し、550度以上に温度を上げることで未燃焼ガスを燃焼させるもの。燃費はやや劣りますが、メンテナンスや操作が簡単なのが特徴です。
クリーンバーン燃焼方式のストーブは再燃焼室をもたないため、運転はいたって簡単。着火しやすく、安定した燃焼が得られ、メンテナンスも容易である
触媒式「キャタリック燃焼」
プラチナ等をコーティングした触媒を通すことで二次燃焼させるもの。触媒は3~5年で交換が必要ですが、250度前後で再燃焼でき、燃費がよいのが特徴です。結果として煙はきれいになり、非常に高い熱効率を得ることができます。
構造別
輻射式
ストーブそのものを暖めて、自然放熱によって部屋を暖める。やわらかい暖かさを楽しむことができる。
メリット
・薪ストーブ本体が暖まるのが対流式より早い。 ・天板が高温になるので鍋やポッドを置いて料理や加湿が取れる。
デメリット
・本体の表面温度が高温になるので接触すると危ない。 ・ストーブ周りは暖かいが、広い範囲は暖まりにくい。
対流式
対流式の薪ストーブは部屋全体を暖めるのに優れています。 ボディの一部が二重構造になっているので、あまり温度が上がりません。
メリット
・壁との離隔距離が少なくて済む
・部屋全体を暖めるのには輻射式より優れている。
・表面温度があまり上がらないのでほんの一瞬の接触では火傷しにくい。
・天板に鍋やポットを置いても急に沸騰しない。
デメリット
・部屋全体が暖まるのが輻射式より時間がかかる。
・天板に鍋やポットを置いて料理や沸騰はできない。
・薪ストーブ用温度計を天板に置いて正しく測定できない。
素材別
鋳物製
重厚感があり、伝統的な薪ストーブの味わいを持つ。寿命はライフタイム(人の一生)と呼ばれるほど耐久性が高い。一度暖まると冷めにくいため、穏やかで、持続性の高い暖房能力が特徴。
スチール製
加工がしやすく、美しい曲線を出すなどデザイン、大きさに制約が少ない。耐久性にはやや劣る。着火後の炎の立ち上がりの早さや、鋳鉄には不可能なファッショナブルなデザインも多くなっっていてヨーロッパでは非常に人気の高い商品。