既存メディア(テレビや新聞)の怖さ
今日、外国から日本のとある大学に留学に来ていた大学生達と、オンライン同窓会という形で話ができたのですが、その中でちょっと驚いた会話が有ったので紹介します。
アメリカの子が台湾の子に「最近台湾はどうなの?」と質問したので、随分漠然とした質問をするな?と思ったのですが、
その質問に対する台湾の子の回答は、
「最近はね、毎晩8時過ぎには中国の偵察機が飛んで来るから戦闘機がスクランブル発進する音が凄いよ!戦争みたいだよ。」
というのです。
この会話に私は驚きました。
おそらくアメリカの子は、概ねこの台湾の状況を知っているから質問をしたのでしょう。
アメリカよりも、もっと近くにいる私は全然知りませんでした。
世界情勢なんて、概ね知っていると思っていたのですが、大きな間違いであった事を思い知らされたのです。
メディアが知らせてくれなければ、何も分からないという事実を見せつけられました。私にはかなり衝撃的な出来事でした。
つまり、もしもメディアを動かせる何者かが、意図的に事実を隠蔽しようとしたら我々は何も知らない子供のような存在にされてしまうのだという懸念です。
と言うよりも、既に半分くらいはそうなのではないかと思いました。
マトリックスという映画では、事実を知らず、楽しい夢だけを見て死んでいく人々を、電池人間という表現をされていました。
極端に聞こえるかも知れませんが、我々は既に半分電池人間化されようとしているのかも知れません。